アン・ワング 王安:Wáng Ān/1920.2.7〜1990.3.24

出身地:中国・上海市

中国・上海に生まれ1940年交通大学の電気工学科を出てアメリカに渡り、1944年ハーバード大学で応用物理学の博士号を取得した。1951年カリフォルニア州にミニコン・メーカーのワング・ラボラトリーズ社を設立した。

マグネティック・コアメモリーを考案して、その特許を米IBM社に供給したことでも知られる。1980年までに世界60か国に事業所を置き、従業員1万人、年間売上高50億ドルの規模だったが、マイクロプロセッサーとUNIXへの対応に出遅れて事業を縮小した。中国では漢字処理マシンとして市場をほぼ独占し、日本では伊藤忠データシステム(現伊藤忠テクノソリューションズの母体)が代理店となっていた。

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