赤司正記 あかし・まさき/1927~

出身地:東京都

コンピュータによる新聞製作システムの開発に従事し、記事データベースの商用化を実現した。データベースサービス業連絡懇談会座長として国産データベース・サービスの振興に努めた。

1951年東京大学経済学部を出て日本経済新聞社に入った。1962年大阪本社編集局市場部次長、1965年経済部長、1967年東京本社電子計算部長となった。コンピュータによる新聞製作システム「ANNECS(Automated Nikkei Newspaper Editing & Computing System)」の開発を進めるとともに、記事データベース・サービス「日経テレコン」の事業化に取り組んだ。

1971年市況情報センター設立と同時に移籍し、取締役システム本部長となった。1975年日本情報処理開発協会の汎ネットワーク推進委員を務め、1980年データベースサービス業懇談会の座長を務め、データベース振興センターの基礎を形成した。