李龍兌 Lee Yong-The/イ・ヨンテ/1932~

〔韓国〕韓国情報産業の基盤形成者。

韓国李王朝の分家に生まれ、祖父が1000ウォン札の肖像となっている。

ソウル大学を出てアメリカに留学し、コンピューター・サイエンスを学んだ。1972年韓国政府に招聘され母国に戻り、FACOM230-10やIBM1440のプログラムを作った。のち韓国政府の電算化計画やコンピュータ国産化計画に関与し、自ら三宝コンピュータ社を創立したほか、情報通信サービス会社やソフトウェア会社の立上げを支援、韓国情報産業聨合会を創設し初代会長となった。また金大中大統領のとき「インターネット先進国になるべき」と進言し、その実現に尽力した。